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涙のお別れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大好きなお客様が最後のご来店でした。

 

       

 

hair Rocco

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店主が豊平で働いていた時からの

お客様です。

 

新琴似にRoccoオープンしてからも

お父様、長男君は毎月

車で来てくれていました。

 

お父様が東京転勤になってからも

札幌に帰省の度に

貴重な時間を使って来て下さいました。

 

長男君も大学を卒業して

東京に就職しても

札幌帰省の度に連絡をくれ

お店に来てくれていました。

 

この度おめでたい事に

末っ子次男君が関西の大学へ進学

が決まりました。

おめでとうございます。

 

お父様、そして奥様も関西が

故郷なので次男君の進学を期に

ご家族で関西の故郷の方へ

お引っ越しする事になったのです。

 

前々から、そのような形で

家族で

「引っ越すかも」

「引っ越しそう」

「引っ越します」

 

とその時その時の状況を

教えて頂いていました。

 

 

先日、お父様からのお電話で

「最後の予約になります」

とご予約いただき(電話の時点でうるうる)

お父様、長男君、次男君が

一緒にご来店してくださいました。

 

 

最後の日は引っ越しの話や、

関西の話や、お父様の新婚旅行の話

などなど、いつも通り笑顔で

色々なお話を聞かせていただきました。

 

3人の全てのメニューが終わり

お会計を終え、いよいよ

最後のご挨拶の時。

 

「ありがとうございました。お元気で」

と笑顔で言うつもりが

「ありがとうございました」

を言った後号泣してしまいました。

 

本当に私も店主も

大好きなご家族でした。

 

今までも多くのお客様との

お別れがありましたが、

道内の転勤だったり

実家が札幌だったり

なんとなくまた会えそうなお別れ

が多かったように思います。

 

大好きなお客様と

「もう会えないかもしれない」

お別れは本当に悲しいものでした。

 

ご家族をとても大切に思い

それを素直な言葉で話して

聞かせてくれた穏やかなお父様。

 

退屈してるうちの

娘たちと何時間も

遊んでくれた長男君。

 

これから関西で

更なる飛躍をするであろう

次男君。

 

最後にわざわざご挨拶に来てくれた

とてもキュートなお母様。

 

会うことは出来なかったけど

きっととても良い子な長女さん。

 

本当にお世話になりました。

 

お別れはとても寂しいのですが

こんなに寂しいと思えるくらい

お店で一緒に過ごす時間が

私たちにとっては楽しく幸せなものでした。

 

これからもそういう素敵な時間を

一人でも多くのお客様と

共有できるよう、Roccoも

まだまだこれからも

頑張っていきたいと思います。